こちらの画像は、6時点火から1時間半くらいあとの残り火の様子です。
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小正月に行われる火祭りの行事。正月の松飾り、注連縄(しめなわ)、ワンコ
(ほかの集落では、ワラワン、ヤセツボともいう)、古いダルマなどが畑に集め
られます。14日午後1時、ヤグラの骨組みになる竹を切りに出かける者と、ヤ
グラの中身になるアンコをヤグラを建てる3箇所に分け始める者とに分かれ
て、仕事は始まります。切り出した竹を3,4本ずつ結わえて、3箇所にヤグラ
を建てます。
6時、いちばん小さいヤグラのアンコに火入れをします。ミズブサ(=ミズキ?)
にさした米粉で作ったマイダマ(繭玉)をどんどん焼きの煙にいぶして食べると、
1年中風邪をひかないといいます。また、厄年の人はみかん、菓子、カップ麺
などを投げ、火明かりの元、みんなで奪い合います。
昔むかし、どんどん焼きのことを「オンベーヤ」と言っていました。オンバシラ→
オンベに由来する言葉のようです。奥は深く、興味は尽きません。
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